日焼け止めの2度塗りのやり方って?

日焼け止めの2度塗りのやり方って?

「毎日ちゃんと日焼け止めを塗っているはずなのに、気づいたら日焼けしてしまっていた…」
そんな悔しい経験、皆さんにも一度はあるのではないでしょうか?
もしかするとそれ、日焼け止めの塗り方に原因があるのかもしれませんよ!
最近、美容雑誌やSNS、皮膚科の先生方の間でもよく耳にするのが「2度塗り」というテクニックなんですね。
「2度塗りってよく聞くけど、具体的にどうやるの?」
「ベタベタしそうだし、メイクが崩れやすくなるんじゃないの?」
そんなふうに感じている方も多いはずです。
でも、安心してください!
実はこのテクニック、やり方さえ覚えてしまえば誰でも簡単に実践できる、とっても心強い紫外線対策なんですよ。
この記事では、なぜ重ねて塗ることが大切なのか、そして失敗しない具体的なステップまで、分かりやすく丁寧にお伝えしていきますね!
最後まで読めば、今までモヤモヤしていた紫外線対策の正解がパッと分かり、明日からのメイク時間がもっと楽しくなるはずです。
それでは、さっそく一緒に見ていきましょう!

日焼け止めの「2度塗り」は、1回分の量を半分にして重ねるのが正解!

日焼け止めの「2度塗り」は、1回分の量を半分にして重ねるのが正解!

まずは皆さんが一番気になっている結論からお伝えしますね!
日焼け止めの「2度塗り」というのは、決して「いつもの2倍の量を無理やり顔に塗りたくる」ということではないんです。
正しくは、「適正な量を一度でベタッと塗るのではなく、同じ量を2回に分けて重ねて塗る」というやり方のことを指しています。
例えば、1回で顔全体に塗るべき理想の量があったとしますよね。
それを一度にドバッと手のひらに出して顔に広げようとすると、どうしてもムラができたり、うまく馴染まなかったりします。
そこで、最初に「適量の半分」を顔全体に丁寧に伸ばしてなじませ、そのあとにもう一度「残りの半分」を同じように重ねるのです!
たったこれだけの工夫ですが、これが紫外線からお肌を守るためにものすごく重要なポイントになってくるんですよ。
「えっ、それだけでいいの?」と驚いた方もいるかもしれませんね。
では、なぜこの塗り方が推奨されているのか、その深い理由を次の章で詳しく解説していきますね!

そもそも、どうして2回に分けて塗る必要があるの?

そもそも、どうして2回に分けて塗る必要があるの?

「わざわざ2回に分けるなんて面倒くさいな…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このひと手間には、あなたの大切なお肌を守るための科学的で明確な理由がちゃんとあるんですよ!
ここからは、なぜ重ねて塗るのが良いのか、その秘密を3つのポイントに分けてお話ししていきますね。

1回のドカ塗りでは「規定量」に届いていないことが多いから!

皆さんは、日焼け止めのパッケージに書かれている「SPF50」や「PA++++」といった数値を信じて買っていますよね。
実は、あの効果をしっかり発揮させるためには、UV試験で定められた「規定量」を塗らなければならないとされています。
その規定量というのは「1平方センチメートルあたり2ミリグラム(2mg/cm²)」なんですね。
「数字で言われてもピンとこないよ!」という声が聞こえてきそうです。
これを顔の面積に換算すると、一般的には「500円玉大」や「大きめのパール粒2個分」くらいが目安だと推奨されています。
実際にその量を手のひらに出してみてください。
「えっ!こんなにたくさん塗るの!?」とビックリするくらい、かなり多い量だと感じるはずです。
これを一度に顔に塗ろうとすると、ベタベタになったり、顔が真っ白に浮いてしまったり、メイクがヨレヨレになったりしてしまいますよね。
だからこそ、多くの人が無意識のうちに「自分が心地よいと感じる量」に減らしてしまい、実際には規定量の半分以下しか塗れていないと言われているんです。
量が少なければ、当然パッケージに書かれている防御効果は発揮されなくなってしまいます。
これはとてももったいないことですよね!

2回に分けることで「塗りムラ」を防ぎ「厚み」を作れる!

そこで登場するのが、今回の主役である「2度塗り」というわけです!
一度にたくさんの量を塗るのが難しいなら、半分の量にして2回に分けて塗ればいいという、とても理にかなった作戦ですね。
最近の研究紹介でも、日焼け止めを2回に分けて塗ることで、実際の塗布量が先ほどお話しした規定量(2mg/cm²)に近づいたというデータが報告されているんですよ。
2回に分けるメリットは、量が増やせることだけではありません。
1回目に塗った時にどうしてもできてしまう「塗りムラ」や「塗り残し」を、2回目を重ねることで綺麗にカバーできるんです!
まるで、ペンキを塗る時に1回塗りだと下地が透けちゃうけど、2回塗るとムラなく綺麗に仕上がるのと同じですね。
物理的に塗膜が厚く、そして均一になることで、実質的な紫外線防止効果はグッと高まりやすいとされています。
これなら、「ベタベタして気持ち悪い」という不快感も減らせて、しかも防御力も上がるので一石二鳥ですよね!

注意!「SPFの足し算」になるわけではありません

ここで一つ、とても大切な注意点があります!
重ね塗りをすると聞くと、「SPF30の日焼け止めを2回塗ったら、SPF60になるの?」と思うかもしれません。
あるいは、「SPF30の日焼け止めの上に、SPF25のファンデーションを重ねたらSPF55になるのかな?」と期待してしまいますよね。
でも実は、SPF値は足し算にはならないと複数の専門家や解説記事で明記されているんです。
複数アイテムを重ねた場合でも、もっとも高いSPF値のアイテムが上限となり、それ以上にはならないと説明されています。
「じゃあ、重ねて塗る意味ないじゃない!」と思ってしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください!
先ほどもお伝えした通り、SPFの最大値自体は上がらなくても、重ねることで「塗りムラが埋まる」「規定量に近づく」という大きなメリットがあります。
結果として、薄塗りやムラだらけの状態よりも、実際に肌が受ける紫外線量を減らせると考えられているんですよ。
「数字を上げるため」ではなく、「パッケージ通りの効果を100%引き出すため」に重ねて塗るんだ、と覚えておいてくださいね!

【部位別・状況別】失敗しない2度塗りの具体的なステップ

さて、なぜ重ねて塗ることが大切なのか、しっかりお分かりいただけたかと思います。
ここからは、いよいよ実践編です!
「どんな順番で塗ればいいの?」「メイクする時はどうするの?」といった皆さんの疑問にお答えしながら、具体的な手順をご紹介していきますね。
明日からすぐに使えるテクニックばかりなので、ぜひメモしながら読んでみてください!

顔への2度塗りの基本ステップ

まずは、一番紫外線対策を頑張りたい「顔」への塗り方からです。
以下の手順で進めると、ムラなく綺麗に、そして崩れにくく仕上げることができますよ!

  • ステップ1:スキンケアでしっかり肌を整える
    まずは化粧水や乳液で、肌に水分と油分をしっかり補給しましょう。肌が乾燥していると日焼け止めがムラになりやすいので、ここは丁寧にですね!スキンケアが肌にしっかり馴染んでから次のステップに進むのがコツです。
  • ステップ2:日焼け止めを「適量の半分」だけ手に取る
    先ほどお伝えした「大きめのパール粒2個分」の半分、つまり「パール粒大1個分」をまずは手に取ります。
  • ステップ3:顔に「5点置き」をしてから伸ばす
    手に取った日焼け止めを、額・両頬・鼻・あごの5カ所にチョンチョンと置きます。そこから、指の腹を使って顔の中心から外側に向かって、優しくムラなく伸ばしていきましょう。目元、小鼻の脇、口周り、フェイスラインなどの細かい部分も忘れずに塗ってくださいね。
  • ステップ4:1回目をしっかり密着させる
    ここが重要です!塗り広げたら、手のひらで顔全体を優しく包み込むようにして、日焼け止めを肌にフィットさせます。絶対にゴシゴシこすらないで、押さえるように密着させるのがポイントなんですよ。
  • ステップ5:同量をもう一度取り、2度塗りをする!
    1回目が馴染んだら、再び「パール粒大1個分」を手に取ります。そして、ステップ3〜4と同じように、5点置きをしてから全体へ優しく重ねてなじませます。特に、日焼けしやすく皮脂で落ちやすい頬骨の高い位置やTゾーンは、意識して丁寧に重ねるのがおすすめです!

首やデコルテ、ボディへの塗り方

顔の対策はバッチリでも、首や腕がうっかり焼けてしまった…なんてことも多いですよね。
首やデコルテ、耳などは、実は顔と同じくらい年齢が出やすいデリケートな部位なんです。
だからこそ、首周りや耳も顔と同じ工程で2回重ねて塗るのがおすすめとされています!
顔に塗るついでに、首の後ろや耳たぶの裏までしっかり伸ばしてあげてくださいね。
また、腕や脚などの広いボディ部分は、手のひらに出してから塗るのではなく、塗る範囲に合わせて容器から直接、線状にたっぷり肌に出すのが正解です。
そのあと、手のひら全体を使って大きく円を描くように広げて伸ばし、もう一度同じように重ねて塗ると、ムラになりにくくしっかりガードできますよ!

メイク崩れを防ぐ!アイテムを重ねる「実質2度塗り」

「やり方は分かったけど、やっぱり日焼け止めを2回も塗ったら、その後のファンデーションがドロドロにヨレちゃいそう…」
メイクをする女性にとって、ここは本当に悩ましい問題ですよね。
日焼け止めを重ねた直後にすぐファンデーションをのせると、確かにヨレやすくなってしまいます。
そんな時は、軽くハンドプレスして密着させた後、余分な油分をティッシュで軽く押さえてオフするという一手間を挟んでみてください。
これだけで、メイクのノリが劇的に良くなるんですよ!これは多くのプロのメイクさんも推奨しているテクニックなんです。
さらに、ベタつきがどうしても苦手な方には、メイクアイテムを駆使した「実質的な重ね塗り」もすごくおすすめです!
ある研究の紹介記事では、以下のような組み合わせが提案されています。

  • 日焼け止め(規定量の半分)
  • + UVカット効果のある化粧下地
  • + UVカット効果のあるファンデーション
  • + UVカット効果のあるフェイスパウダー

このように、UV効果のあるアイテムを多層のレイヤー(ミルフィーユ状)にして重ねていくんですね。
この「メイクの重ね塗り」をすることで、日焼け止め単体を規定量しっかり塗ったのと同じ程度の紫外線防止効果が期待できるかもしれないと結論づけている考察もあるんです!
「日焼け止めだけで規定量を塗る」のが厳しいなら、「いろんなUVアイテムを薄く重ねて、合計で規定量に近い防御力を作る」という考え方ですね。
これなら、白浮きもベタつきも防げて、しかもベースメイクが綺麗に仕上がるので、毎日のメイクに取り入れやすいのではないでしょうか?

日中の「塗り直し」はどうすればいい?

朝しっかり2回重ねて塗っても、汗をかいたり皮脂が出たり、無意識に顔を触ったりすることで、日焼け止めは少しずつ落ちていってしまいます。
そのため、皮膚科の先生やメーカーの多くは、2〜3時間おきの塗り直し(再塗布)を強くすすめているんですね。
「えっ、外出先でもう一度あのステップを最初からやるの!?」と焦らなくても大丈夫ですよ。
メイクをしていない日やボディなら、朝と同じように日焼け止めを塗り直せばOKです。
メイクをしている日の顔の場合は、日焼け止めクリームを塗り直すとメイクが崩れてしまうので、UVカット効果のあるパウダーや、スプレータイプの日焼け止めを上から重ねるのが手軽でおすすめです。
ティッシュで浮いた皮脂を軽くオフしてから、UVパウダーをポンポンと重ねるだけで、防御力もしっかり復活しますよ!

ムラなく守り抜く!2回に分けるテクニックで無敵の肌へ

ここまで、日焼け止めの正しい塗り方についてたっぷりお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にもう一度、この記事で一番お伝えしたかった大切なポイントを整理しておきますね!

  • 「2度塗り」とは、規定量を一度に塗るのではなく、半分の量を2回に分けて重ねること。
  • 目的は、塗りムラを防ぎ、薄塗りを回避して、パッケージ通りのUV防御効果をしっかり発揮させるため。
  • SPF値は足し算にはならないけれど、均一な厚みができることで実質的な肌への防御力はアップしやすい。
  • メイクをする時は、日焼け止め+UV下地+UVファンデ+UVパウダーの「ミルフィーユ塗り」で実質的な効果を狙うのも賢い方法!

今まで「なんとなくササッと」塗って済ませていた方は、これを知っただけでも紫外線対策への意識がガラッと変わったのではないでしょうか?
お肌の老化の原因の約8割は、紫外線による「光老化」だと言われています。
つまり、毎日のUVケアを正しく行うことが、未来の美肌を育てる一番の近道なんですよね!

明日からのスキンケアに、さっそく取り入れてみませんか?

「なんだか難しそう」と最初は思っていた方も、ここまで読んでくださった今なら、「これなら私にもできそう!」と感じていただけているはずです。
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえばほんの数十秒プラスするだけの手間なんですよ。
このちょっとした努力の積み重ねが、1年後、3年後、5年後のあなたのお肌に、必ず大きな違いをもたらしてくれます。
「あの時、正しい塗り方を知って実践しておいて良かった!」と、未来のあなたが笑顔で言えるように。
さっそく明日の朝のお出かけ前から、この「2回に分けて重ねる」という魔法のテクニックを試してみてくださいね!
あなたの大切なお肌が、一年中ずっと健やかで美しく保たれることを、心から応援しています!